中の茶屋〜吉田口二合目@リハビリハイキング
ハイキング程度ならと医者の許可が出た。そして、ジムで走った感じ、山中湖自転車で行った感じ、自分の感覚でも膝の安定性が向上した気がした。新緑の道を歩きたい気持ちが高まって出発。
9時半すぎにゆっくり家を出た。富士山が今日は1日見えなそうだった。景色よりは新緑を楽しむプラン。気になっていた富士山の0合目〜五合目あたりの道を散策することに決めた。
この間行った、レーダードーム館での地図。馬返しまでは車で行ける。中ノ茶屋あたりが新緑が綺麗だったからここから歩くことにした。万が一膝の調子が悪くなっても車道があるから安心。
怪我以来。もう冬だったからハイキングなんでいつぶり?
新緑、山の匂い、鳥の声、セミの声、大好きなものがあった。山が好き。
とっても気持ち良くて、最高だった。沢のアプローチだったり、縦走の下山だったり、怪我してなかったら普通の山道なんだけどそれが幸せだった。
見上げれば木漏れ日。誰もいない山。長い冬が終わったな。
大石茶屋にはレンゲツツジの群落があった。昔から有名だったようで、徳富蘇峰等の著名人も訪れたと書いてあった。
レンゲツツジは園芸種かなってくらい大きかった。赤城山が有名で、たしかそこで見たのよりだいぶ大きい気がした。
自然発生にしては庭園のようにまとまって咲いていた。昔のモノクロ写真の方が密に咲いていた。これでも減って保護されてるのかな?
ちなみにレンゲツツジは毒を持っている。子どもの頃ツツジの密吸ったり、花を食べた記憶があったけどあれは毒がない種類だったのかな。そんなことを考えながら歩く。
馬返し。
ここで車道は終了。1963年にスバルラインができるまではバスが通っていたらしい。
写真撮り忘れたけど、ここにも茶屋があっておっちゃんが話しかけてきた。都内で働いてたんだけど、早期退職して戻ってきたんだって。なんだかんだ東京近いから、そんな人がこの町は多い。
ここからは聖域で馬を下りて、みんな歩いたそう。
禊をする場所。
ここまで膝は問題なく歩けている。でも、登りより下りが今は心配。エスケープの車道がなくなるため様子を見ながら歩く。
一合目。建物はだいぶ古い。
ここからは登山者にもすれ違う。ただ、斜度と足場が不安定なので、無理せず二合目で引き返すことにした。そもそも馬返しあたりで終わりにしようかなと思ってたけど、登りが楽しくてつい歩きすぎた。
二合目浅間神社。ここから女人禁制だったらしい。
遊びとしての登山ができるようになったのは、ほんとに最近のことなんだなと改めて思う。
半年前にアプローチシューズとして買った靴。全く使ってなくて慣れてないからか、下りで左の足裏が痛かった。中敷きがデフォルトのままもあるかもしれない。どんな靴にも入れる中敷きマニアだからか、土踏まずが調子悪かった。
次回のハイキングでは中敷きを入れてみよう。
膝の調子は良く、痛みなく歩けてよかった。
ただまだ、全く本調子ではないので徐々に慣らしてていきたい。前回はたしかハイキングはじめたの7ヶ月くらいで、膝が痛かった。そう考えると順調な気がする。
油断は禁物。安全にリハビリをしていこう。
今度は五合目まで、あとは積雪期にも歩きに行ってみたいな!
おまけ
近場にあったすずらんの群生地も見に行ったよ。