山スキー&ボードの集いの感想
トマホークさんにご招待いただいて、山スキー&ボードの集いに参加してきた。
山屋よりのスキーヤーが30人近く集まった。雪のない時期にスキーの話をするなんてみんな山スキー大好きなのね!Twitterの友達が多く、初対面の方々がほとんど。
「映画版モテキ」のTwitterの友達が、アイコンおっさんなのに中身は長澤まさみが好きすぎて。みんなに会うの楽しみにしてました。ちなみに私は誰とも滑ったことがない笑
①会津周辺の山、ショートスキーとパックラフト:中澤慧
②山スキー1年目報告、急斜面とクライミングの関係性:てる
③山のリスク管理、山行前後の効率化、地獄の流儀:がんちゃん
④山スキー1年目報告、信越トレイル、オートルート: かなこ
⑤遅刻軍団シーズンの山行報告、初滑降や装備について:遅刻軍団
と言った題目。
こんな感じでスタート!!
①会津周辺の山、ショートスキーとパックラフト:中澤慧
慧さんの記録はWaka氏から聞いていたが、生でお話しを聞いたのは初めて。山オタクぶりが全開のトークでとても面白かった。(引用文献のオタクみにぽかんな私)プレゼンの仕方も上手。ショートスキーの布教っぷりが伝わってきた。
ショートスキーは小さい頃たしか流行って使ったことがあるのと、お父さんと昔残雪の谷川に行ったときに下山で使った。登山靴に装着するタイプだったからふにゃふにゃで全然滑れなかったけど、テックビンディングでスキーブーツなら変わるのかな?
一番興味を持ったのはパックラフト&スキー。たまに海外の氷河とかでやっててやってみたいなって思ってた。SUPでもできるかな?
また、慧さん&Waka氏の好きな会越はメジャーな越後駒ヶ岳、浅草岳しか滑ったことがない。標高はないが雪に覆われた奥深い魅力的な山域だと思う。私も機会があればショートスキーありかなと少し思った。
②山スキー1年目報告、急斜面とクライミングの関係性:てる
私はてるさんとは真逆の才能なし、メンタルだけでここまで山スキーを続けてきた人なのですごいなと思って聞いていた。
滑ってみたいって思って滑れちゃうんだもんな〜
山をやるにあたって、やっぱり体力って大事なんだなあとは思う。あと運動神経もあるに越した事はない。
別次元の方だなと思ったけど、彼のこれからの活躍が楽しみです。
あとなんとなくだけど、本州はクライマーよりの滑り手が多くて、北海道はフリースキーよりの滑り手が多い気がする?だから夏は本州民はクライミングOR沢で、道民はフリースタイルカヤックとかが多いのかな。土地柄変わってくるもんですかね?
③山のリスク管理、山行前後の効率化、地獄の流儀:がんちゃん
地獄軍団はお父さんがファンでいつもブログだったり、ヤマレコの記録だったりを楽しく拝見しております。がんちゃんさんはアンチのお話しされてたけど、逆にファンの方が圧倒的に多いんではないかなと思っている。コメントするのはだいたいアンチ論。
内容は地獄の中身をお見せします!とのことで裏話がいろいろ聞けて大変面白かったです。
地獄の掟の「馴れ合わない」に関して、遠征時のご飯、お風呂も別っていうのは驚いた。軍隊か!ああ、地獄軍団でしたね。(山スキー同好会)
ここまで無駄を省いているから、圧倒的な効率主義から、数々の記録が生まれてるのね!
また、地獄装備の鉄板鼻メガネ。私も愛用してます。山でカッコつけても下界でシミだらけシワだらけの顔になりたくないんでね。センセーに同感です。鼻水止まらない系の方はぜひ!鼻っ垂れ顔見られなくてすむよ笑
無線使わない問題はまさかの回答なしでびっくり。昔の人(失礼)お父さんなんて携帯すら持たないからな。あった方がいいよね〜
大変興味深い内容で楽しめました。がんちゃんさんとも直接お話ししたかったのですが、気づいたら帰られてしまって、、また機会があればよろしくお願いします。
④山スキー1年目報告、信越トレイル、オートルート: かなこ
かなこさんは一昨年はじめて山スキーの時に八方尾根で会って、これからガラガラ沢?無名?落とすって聞いて滑り系じゃないのにガラガラはすごいなと思ってた。(ちなみに私はDルンゼでスティープの幕開け)
怪我復帰してからの今シーズン。私は逆に怪我でシーズンアウト。私のよく滑っていた友達とも滑ってることが多かったので、記録等はなんとなく聞いていた。
ソロスキー縦走シリーズに関しては、私だったら怪我のリスクを考えてちょっと行けないなと思った。メンタル強いなと思って聞いていた。
そして、かなこさんのすごいとこは軽量化と夜中まで長く歩ける体力。私は寒がりなので、ツェルトと#3のシュラフじゃ寝れないかな。その他装備もいろいろな工夫がつまっている。
かなこさんともいろいろ話したかったのに気づけば、、今回の企画、運営も素晴らしかったです。
ありがとうございました。
⑤遅刻軍団シーズンの山行報告、初滑降や装備について:遅刻軍団
(1)hatchさん、もるさん、いっしーさんの初滑降の話
それを目指すまでの過程やリスク管理ギア選定、当日の行動や心理状況まで事細かに聞くことができた。
特にコンディション情報の収集の仕方は勉強になった。私も初めての場所で、スティープよりの滑走をする場合。ネットのさまざまな記録や動画をみて斜度感だったり滑走イメージを作ってから臨んでいる。それを初滑走となると静止データ、俯瞰した写真データだけで挑むのはすごいなと思った。
⑵てらこさんのオートルートと山ご飯温泉
ここでみんな飽きて?きたときに癒しタイムを入れるシナリオは完璧かな!と思った。
最初に「てらこが遅くて、遅刻軍団の皆さんのペースを遅くしてしまってすみません」って断りを入れてはじまる。
私もいつもだいたいこのパターンで、遅くて申し訳ないなって思っている。こういうときはみんなどんなメンタルで行ってるのかな?焦って周りが見えなくなると余計に怪我や事故に繋がりやすいから、強メンタルで自分のペースを貫く?
ご飯と温泉のお話。滑走を楽しむには、軽量化するに越したことはない。Waka 氏にも聞かれたけど、モンベルの白ご飯のパッケージを食器に使う人が多いんだって〜
私はなかなか連休がとれない&みんなと合わせられないけど、ロングツアーも行ってみたいな。
⑶もるさんの装備について
もる氏はTwitterでいつも拝見してて、ギアオタクだなと思っていた。
もる氏の今までの売っては買ってを繰り返した正解装備の披露会。
板>ブーツ>ビンディング の順に大事で
板は太くて長いに越した事はない。ビンディングはATK一択。とのこと?で合ってる?かな
滑るスタイル(何に重きをおきたい)によって意見は変わると思うが、勉強になった。
もる氏に考えが似てる友達に進められて私もATKを導入したが良いところしかない。(軽い、雪詰まりがない、ブレーキ上がる、固定感良い)唯一価格が高い。
板に関しては、女子は特に難しい気がする。太くて長いに越した事はないが、女子は筋力がないから下手に化け物板を買うと足が持っていかれる気がする。女子の滑り友達もジニアスで膝を痛めた。
あとブーツも足型合う合わない問題があって難しい。
女子の正解を見つけられたらいいなと思う。
(4)無線について、鉄チンさん
ここにきて私も気になってた無線の話。
私は特小無線を使っている。だが、周りで何人かアマチュア無線の人がいて一方通行で困ったり、特小がで沢で通じなかったりで困ったことが度々あった。
興味は沸いたが、私の場合パートナーが毎回くらい変わる。持ってない人、特小の人、アマチュアの人とバラバラでどうしようかなというところ。
懇親会
スライドの時点で、53さんと生中、鍛高譚一本空けるペースで飲んでいた。面白そうな方がたくさんいたのに、できなくて反省。ちらっと聞いた南極?北極?スキーの話とかも聞きたかったです。
女子スキーヤーの方や、パパさんの子育てとスキーライフについてお聞きできたのは貴重だった。
だいぶ飲みすぎてしまったが、本気山の時はここまで飲みません。でも北海道、東北遠征のファンスキーはいかに飲んで、いかに楽しんで滑るかをいつも試行錯誤している笑
まとめ
今回の会は本当に貴重で、山スキーが大好きでモチベーション高い方々の熱い語りを聞くことができた。
一瞬、自分は怪我ばっかりしてるし、何もできてないし、何やってるんだろうと言う虚無感に襲われた。
でもいろいろ振り返ってみると、自分なりの山スキーをこれからも続けていきたいというモチベーションが湧いた。
怪我をして、短く太くから長く細くでもいいからスキーを続けて行きたいなと思うようになった。
山スキーで得られる感動は何にも変え難い、本当に素晴らしいものだったなとワンシーズン滑れなくて思っている。
気の合う仲間といい雪をいいロケーションで滑って感動が共有できればそれでいいのかなって。
私は転勤が多いので、せっかくならいつも行けない中部あたりの山域も今シーズンは行けたらなって思っている。
怪我なくみんなまたどこかで会えるといいですね。
トマホークさんは終始、先生のような仏のような存在で、暖かく見守ってくれていたのが印象的でした。ちゃんとお話ししたかったです。泣
企画と完璧な運営ありがとうございました。
※シラフでなかったので内容が誤っている場合はご連絡ください。