術後3週間〜退院
術後14日目 松葉杖1/2
術後2週間経ったので、2/3荷重の練習をリハビリでする。
1/4スクワットの練習。痛みはない。
膝に貼ってあったテープをとる。
膝蓋腱移植だから、真ん中の傷口の周りをマッサージするように言われた。
山行記録は前から残そう残そうと思っていたけど、ずっとそのままだった。
このタイミングで!と思い出に残る記録、とりあえず去年のお父さんとの西ゼンを書いた。私は正直じゃない。だから本人の前で褒めること感謝することができなくて、親子ってこんなもん?お父さんに見られたら恥ずかしいなと思いながら書いた。
術後15日目 松葉杖1/2
片側の松葉杖だけで歩く練習をする。
松葉杖自体の歩行はかなり慣れてスムーズ。
スクワットのときに重心が後ろ気味になるのと、骨盤が曲げられていない。
だいぶ退屈になっている。これを私は3回も繰り返してるのかと思うと、だいぶ時間を無駄にしているのでは?とか考えてしまう。
この怪我はメンタルとの戦いだ。
昨日の続きで、思い出に残るとっても楽しかった記録書きはじめた。でも悲しくなってしまってやめてしまった。気が向いたら仕上げよう。
術後16日目 松葉杖1/2
今日は祝日なのでシャワーもリハビリもない。
一人でストレッチ、筋トレ等行う。
おじいちゃん先生が本くれた。サイン入りね笑
前回は怪我についてで、今回はマッサージバージョン。一人でできないのばかりなんだよね。
おじいちゃんキラーだから笑。この歳でめいちゃんはどこかね?って呼ばれる始末。
術後17日目 片松葉杖2/3
片松葉の許可が出た。
リハビリで松葉杖なしで歩く練習をした。10メートルくらい歩けた。足が重くてまだスムーズに動かない。歩くのはこんなにも大変だったのかという驚き。
スクワット1/4を開始。痛みなくできた。
術後18日目 片松葉杖2/3
ハーフスクワットになる。
歩行練習では昨日よりスムーズに歩けるようになった。
【入院の1日ルーティン】
7:30 起床
8:00 ご飯
新聞読む。音楽きく。本読む。
10:00 CPMで可動域訓練
11:00 ストレッチ、筋トレ
12:00 お昼
13:00 読書、その他暇つぶし
14:00 リハビリ
15:00 CPMで可動域訓練
16:30 シャワー
17:00 筋トレ、ストレッチ
18:00 夕食
19:00 暇つぶし
20:00筋トレ、ストレッチ
21:00 消灯
●今回の特徴は、とても「退屈」。そして、今までは真夏だったが、真冬。しかも稀にみる豪雪シーズン。コロナ禍で面会禁止。1人部屋。
何回も言う
“メンタル”
これに尽きる。頑張れ自分。
でも来週から仕事が普通にはじまると思うと、この生活も悪くないなと思ってしまう。
入院中の唯一の楽しみ「病院食」。私は好き嫌いがなくて、なんでも食べられるから一汁三菜の給食みたいな食事が懐かしくて美味しく感じられた。
退院しても遠く行けないし、コロナだしで料理モチベがめちゃくちゃ高まった。そしてオーブンをポチってしまった。使いこなせるかどうか?!楽しみ!
好きな食べ物は自分で作って大切に食べたいなと思えた。
術後19日目 杖なし歩行
土曜日なので、リハビリ室で退院前最後のリハビリ。
超音波、電気をあててほぐす。
足あげ、スクワット等筋トレ。
最後にエアロバイクも曲げ伸ばしの練習で5分ほど漕ぐ。楽しい。
松葉杖なしで歩くようになった。
自力で130°膝が曲げられる。(1ヶ月の目標)
死んでいた足の親指の爪が剥がれた。立山の凍傷なりかけ案件で死んだと思う爪。ブーツ変えたのに毎シーズン剥がれる爪。もうしょうがないのかな。
「爪」>>>>超えられない壁>>>「靭帯」>>>>>>>>>>>超えられない壁>>>「死」
爪が剥がれるなんて擦り傷だからいいか。
術後20日目 杖なし歩行
日曜日だからリハビリシャワーはない。
ベッドが合わなくて、腰が痛すぎるので休憩室で読書。
入院中合計20冊くらい読んだのかな。暗い小説ばかり読んでいたから、好きな作家「道尾秀介」さんこのどんでん返し小説でリフレッシュできた!「カエルの小指」の新作も読みたい。
そして、恒例の日曜日の夜の楽しみ野村訓市さんのラジオで締め!
あの!ハイボールを麦茶のように飲む訓市さんが。遅延性の麦アレルギーでグルテンフリー生活を送ってるとの内容。ビールもハイボールもみんな麦。だから、ぶどうからできたウイスキーを楽しんでるんだって。
好きなものを食べる。好きなことをする。いつかできなくなってしまうかもしれない。この当たり前の素晴らしい毎日がなくなる。
限りある時間は大切にしたいと思う。
退院してから完治まで半年。そして一生、怪我、自分の体、と付き合っていくことになる。今ある体、時間をとても大切にしたいと思えた。
素晴らしい退院前夜に感謝。
退院当日
3週間ぶりの外の世界は季節が変わり春。
日常生活のありがたさ。富士山が神々しくてとても幸せな気持ちになれた。
お父さんがわざわざ迎えに来てくれた。
もう親に迷惑かけるのはやめたいな。
バイクの練習が怖すぎて、「無理やだ乗りたくない」(私)「大丈夫だ」(父)の連発。子供時代思い出した。
一人なんとか日常生活は送れそうで一安心。
ちなみに入院してよかったのは
①肌が綺麗になった。肌荒れがなくシミが薄く色白ぴちぴち!紫外線、栄養、睡眠、ストレス。
②本がたくさん読めた。
③いろいろ考えることができた。