秋立2nd11/30@2日目
5:00 起床
6:30出発
7:04 雷鳥荘
8:04 室堂乗越
8:30 折り返し
11:20 室堂
晴れ 稜線最大風速20m超
5:00にアラームが鳴る。私は寝ていないのでとりあえず起きるが、誰も起きない。(いつものこと)
寝てないし足も痛いしで乗り気ではないが、とりあえず寝袋をゆすってみんなを起こす。
Wさんは準備を進めている。Yくんも気が変わって行くと。私は足の指が痛すぎる。ブーツ履いたらもしかしたら変わるかもしれないとみんなに伝えた。様子見ながら行くことにした。
朝ごはんはさくっとお湯も沸かさず食べたので寒い。用意してブーツを履く。私は真冬のテント泊でスキーブーツ を履く瞬間が一番嫌いだ。
テクニカのZEROGのときは本当に足が入らなくて地獄だった。アトミックに変えてましにはなったが、相変わらず足が入らない。朝イチから叫びまじりの本気トライでなんとか入った。去年はつらすぎてシリコンスプレーを常備していたが、、要検討(力こそ全てなのか?)
朝は美しい。
足の様子をみながら歩く。なんか痛くないし行けそうだ。(後から考えると寒さとアドレナリンで感覚がなかった)
あと不安要素の新しい板で滑れるかは、雷鳥荘からシール剥がして滑ったら問題なく滑れた。急斜面はどうか?ちょっと不安が残るが…
時間が迫っているので、急ぐ。稜線に上がったら風が強く、予報より崩れるのが早そうだ。
滑走予定の斜面に昨日のシュプールが見える。この辺りから風がいっそう強くなる。さすがの私もハードシェルをフードまでしっかり閉める。
・2511のピーク手前まで行くと爆風で飛ばされそうな勢い。会話も全然聞こえない。
ドロップポイントまで行っても、この風だと雪がほぼ飛ばされている。待ちが地獄。時間的にもカガミ谷登り返してだとリスクが高いとのことで引き返すことにした。
いつも冷静に判断できるWさんは素晴らしい。私に欠けているところである。
雪煙が立っていて遠目にも爆風。
春と同じような斜面を落として帰る。雪質は最高。Sくんも途中で合流して滑って遊びながらテン場へ。
テン場でゆっくり片付けて、ほうとうジンギスカンを作ってランチ♪
これが最高に美味しかった!!乾杯!
各々パッキングしてアルペンルートで下山。
黒部ダムの後のバスで足の指が死ぬほど痛くなる。ブーツを履いてられなくて、バスの中で脱いで気が遠くなるほどの痛みに耐えていた。
標高が下がって、歩いて、急に血流が戻ったからだろう。
扇沢着くが、痛すぎて歩けないのでYくんに車を取ってきてもらう。(運転して帰れないんじゃないかと思ってた)待っているうちにだいぶましになった。
クラッチの焦げた臭いとともにYくんがやっとのことで車を運転してきてくれた。マニュアルで坂道縦列駐車からの発進、しかも他人の車で相当苦労したのだろう。ありがとう。
秋立とは思えぬ、雪質、ロケーションでとても密度の濃い2日間だった。楽しかった。
ありがとうございました。
今度はかっこいい斜面をかっこよく滑れるといいな。
終わり。