秋立2nd 11/29@1日目
室堂駅1030
真砂岳1300
内蔵助カール1400
室堂側ボトム1630
室堂駅テン場1700
無風薄雲→晴れ 稜線上は風速10m
元々予定していた立山の2日間。
メンバーは私含めて4人。
いつもぎりぎりに計画を決めるのに3日前に何も決まってない、さらに大阪のいつめんYくんと連絡がとれないハプニング発生。
連絡遅い系の子認識してたけど3日前とかで連絡が取れないのはさすがにおかしいとは思っていた。今の時代LINEでしか友達の連絡先って知らないよね〜
私のインスタのストーリーを見てまさか、メッセージ欄にその子から連絡があった。iPhoneなくして今昔の携帯にシムさして使っててインスタでしか連絡先ができないと笑
でしかもスタッドレスに替えてないから始発扇沢集合だったけど、合流していきたいって。ということで私が6時に諏訪湖で合流して行くことになった。
当日
平塚の時と比べると扇沢が近くなったもんだ。諏訪まで1時間半。立山の時は荷物が多いから毎回ギリギリで焦るからそれが嫌でちょっと早めに530に着いた。マイペースな友達にも早めにとは言っておいた。
インスタで着いた連絡をするが返事がない。
6時になる。
え?!
そしたら連絡がきた。
今駒ヶ根だそうだ笑
ぎりぎりまで待とうと思ったが、駒ヶ根だとどう考えても間に合わなくて、彼の言う通り先に行くことにした。私もうかうかしてると間に合わない。
安曇野で降りたら連絡がきて、なんとか道の駅松川で合流できるということで待つ。
数分後…
映画さながらの登場でスイフトをドリフト駐車してスキーブーツ ?で降りてきた笑
速攻入れ替えて扇沢へ。なんとか駐車もできて先に着いてた2人と合流。
扇沢駅始発になんとか乗れた。とても疲れた。
降雪後かつ最終日だからか回転系の大御所の方々が近くにいて、私のネギザックが物珍しかったのかわちゃわちゃしていた。意外にみな思ったより小柄な印象で驚いた。
室堂到着
THE DAYとはこのこと。
素晴らしい雪の世界が広がっていた。
テント荷物を、デポして予定通りの内蔵助へ向かう。
大走りの急登でSくんがキックターンに苦戦していた。アルペン競技をやっていて滑りはピカイチだけど、山スキーは2年目10回くらいって言ってたかな。
みんなでポイントを教えるとできるようになってきた。私もこう考えると上達したんだなあと思った。
ここでYくんが先頭に。みなファットスキーの中Yくんは細板の元クロカンスキーモ系だからあっという間に登ってしまう。
前の2人がシールが噛まなくて苦戦。Sくんの板が外れてしまった。
私もカリカリゾーンに突入するが思った以上にやばい。シールが全く噛まないし小石にぶつかって板が外れて滑落してしまいそうだ。
ウィペットをしっかり握って細心の注意をはらう。
が、ほぼ進めない。Yくんがアイゼンを履いて助けに来てくれた。なんとか難所を抜けた。
毎回思うのだが、ちょっとまずいと思ったらすぐシートラアイゼンにすること。
山頂は爆風だった。着込んでドロップポイントを探す。
スタンディングアックスビレイをYくんがして、Wさんが雪庇?ギリギリまで探る。
極限感があって興奮した。寒い中ありがとうございました。
Wさんがここは大丈夫!むしろここだけ大丈夫!(天才か!)
Wさんがレッドツェッペリンの移民の歌が脳内でずっと流れてたとか言ってたのが印象的だった。わざわざスマホで聴かせてくれた。(爆風でほぼ分からなかったけど) でも脳内再生はあるあるだよね。
ようやくドロップ
ここが夢に見た内蔵助か。
最高なことはもうわかりきっている。
Wさんがファースト。無線から叫びが。
みんなが譲ってくれて私が行く。初めての板どうなるか…
全然乗れないいいいい(大泣き)
最高な斜面なのに全くものになってなく生まれたての子鹿状態。
悔しい。悔しすぎる。なぜだか全くわからない。板もブーツも全部変えてしまって何が原因なのか。
Sくんの滑りがさすがアルペンスキーヤー。かっこよすぎて私は感動した。自分はうまく滑れなかったけどみんなの最高の見れて満足です。。と納得させる。
登り返してもう一回滑ろうとなった。
私は次は滑れるのか。次も滑れないのか不安があった。
次も
全然乗れないいいいい(大泣き)
アトリス行けばよかった後悔しかない。
いい時間なので室堂方面に滑って帰る。
ここでSくんが大きな音を立ててクラッシュ。
埋まってた地雷にあたり、肩が外れてすぐに戻ったそう。とても痛そう。滑りは問題ないとのことなのでそのままおとす。
でね
!!
ここにきて板に乗れたの!感動!
とっても嬉しかった!
急に乗れたのは本当に不思議だったけど本当に来た甲斐があった。よかった!
夕日を眺めながらテン場へと戻りました。
幸せを実感できた1日だった。
続く。